東京新宿は若松河田にある洋館、小笠原伯爵邸。昭和初期に小笠原長幹伯爵の邸宅として建てられたスパニッシュ様式の館で、築75年の由緒ある建物。戦後に米軍に接収されたり、児童館として供用されたりしながら歴史を刻み、最近レストラン&カフェバーとして生まれ変わったといいます。 |
正面右手にはカフェバー。スパニッシュビールやサングリアなど、スペインの香りを感じられるドリンクとフードを、落ち着いた室内とパティオでゆっくり堪能できます。 |
隣にはスペイン家庭料理・ヌォーバ・コシーナ(新しいスペインの家庭料理)といわれる、一味違ったこだわりのレストラン。メニューは・・・ ポテトとバカラオのブランダーダのミルフィーユ、ひいかのフリット、 いか墨のアイオリ、鮪の炙り焼き瞬間マリネ、手長海老のポワレとアマランサス、フォワグラと下仁田葱、地鶏のカルド・・などなど盛り沢山。深夜までゆっくりくつろげそう。 |
この建物で一番印象的なのがこの、庭にまるく張り出したこの部分。なんと喫煙室だったというから驚き。今は街のどこにいってもすみっこに追いやられている喫煙所がこんな芸術です。外壁には、生命の賛歌をモチーフにしたと言われる小森忍氏の装飾タイルが修復され、色彩艶やかに飾られています。 |
庭先には白と濃紺のリムジン。まさに貴族の屋敷にふさわしい風格。 |
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