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丸ノコで廃材処分

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丸ノコといえばだいたいコンパネやツーバイフォー木材などを寸法通りに切断するために使われるもの。カッパドキ~アでももちろん、木工や型枠工事などでは墨出しをした線に沿って丸ノコを走らせているのだが、ここではちょっと「邪道」な活用法をお話しよう。。

 

カッパドキ~アでは、伸びに伸びた太い庭木を、右写真のように丸ノコでバリバリと切りまくり、一片40センチメートル以下にして、資源物として処分している。

丸ノコで廃材処分01
丸ノコで廃材処分02
丸ノコで廃材処分 カッパドチョップ

 

切り倒した庭木はとにかく手に負えない。でかい・重い・切れないの3拍子で、庭の物置の横に何年も放置されている庭木廃材をよく見かける。

これ、丸ノコを使えば1時間で全て「可燃ゴミ」に変身させることが可能だ。

やりかたにはちょっとしたコツがある。写真のような太い丸太になると当然、刃が幹の中心まで届かないが、この丸太をクルクル回しながら、満遍なく表面に切り込みを入れていくのだ。

 

あまり食い込ませすぎると刃の回転が落ちるので、あくまで表面をなめるように徐々に深く、360度切り込んでいく。

丸ノコで廃材処分03
丸ノコで廃材処分 カッパドローリング

 

中心の、芯の部分が残るがかまわず360度切り込む。

 

コロコロスパーン! コロコロスパーンのリズムでガンガン木をまわしながら切り込みを入れ、軽く蹴り飛ばすと写真のように簡単に切断できる。左の写真は1本切断してわずか3分。チェーンソーより数段早い仕事人。

丸ノコで廃材処分04
丸ノコで廃材処分 カッパドキック

 

▲蹴り倒して一気に切断!

このワザ、巨木がまるでエンピツ削りのように間単に加工できてしまう。チェーンソーよりも手軽に、スピーディにシゴトが終わるので、これはおすすめしたい。

丸ノコで廃材処分05

 

さらに、右のような薄いコンパネの廃材も一緒に処理できるのが丸ノコのよいところ。まるでハサミで紙を切っていくように、場所を取るコンパネを小木片にできる。

デカイ廃材コンパネ2枚を左の写真の状態にするまで約15分。感覚的には5分くらいに感じる。

ダイオキシンか環境保全か、最近は野焼きが条例で禁止され、庭で焚き火もできなくなってしまった。以前は燃料だった木材も、今はゴミとして処分しなければならないとは、なにやら口惜しい気もする。なんか風情がないよね。芋も焼けないし。



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