創業はなんと大正時代。幾度となく戦火に焼かれながらも描き継がれた、そんな昔から神田の街を見つめていたイガグリ頭の巨大な顔が、今も大都会、東京都千代田区に現存する。
東京都千代田区のオフィスビル街の谷間に、 まるで盆地のようになったその店舗から、にっこりと微笑みかけるのは「顔のYシャツの初代店主の似顔絵だというこの、 巨大な顔のモニュメントである。「やあ、げんきかい?」 |
定期的に塗り替えられるというその顔。これこそ大ロマンの生き証人か?
大正ロマンというよりは「裸の大将」という感じもしないではないが、とにかくその破壊力は神田の街を飲み込まんばかりである。 |
道頓堀の「グリコ」以上のインパクトである。 小学生などがこの店舗を見たら、どういった印象をもつのであろうか? 一度聞いてみたい。トラウマになることだけは間違いなさそうだ。 |
大都会の片隅に、今日も笑顔の大将が、変わり続ける東京を見守り続けている。 |
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